体内時計
体内時計は視交叉上核という場所にある。視交叉上核というのは眼球の奥、脳に入ったすぐのところだ。視神経は大脳視覚領に行く途中で左右交差しているというのを生物の授業で習ったことがあるだろう。その交差しているところだ。
体内時計は、一日25時間なので、そのまま放っておくと毎日1時間ずつ遅れていく。そうなったら体内時計で管理されているからだのいろんな生理機能までずれていってまうので、たいへんだ。そこで毎日1時間ずつ補正してやる必要がある。朝起きて目から光が入ってくると、先に書いた視交叉上核が刺激され、これでリセットされる。たったこれだけのことがからだがこれから一日の正常な生命活動を左右するのであるから、おろそかにできない。だから休みの日になると雨戸を閉めっぱなしで昼まで寝ているというのは感心しない。生活が不規則、毎日ばらばらでは体内時計はすぐ狂うのである。
体内時計によって管理されていることは、睡眠、大便、消化、ホルモンの分泌、ホルモンの産生、免疫、各組織の新陳代謝とほとんどからだの中で関係していないところはないといっても差し支えない。